生成AIを活用して、事業計画や経営計画の作成にむけた参考資料を、より漏れが少なく、より早く作成することができるようになりました。
ただし、根幹の部分は、人が考えるべき、人しか考えられない領域です。その、考える時間を少しでも多くとるために、内容のチェックは必要ですが、生成型AIの代表であるChatGPTを活用してみてはどうでしょうか。
各検討作業の項目とそこで活用できる生成AIへのプロンプト例を紹介しておきました。それぞれの■部分を差し替えて、ChatGPTに質問するだけです。ご参考になれば幸いです。
※なお、このプロンプト例は、2023年11月30日段階のものです。また、このプロンプトにより、損害等を受けられても、当方は責任を持ちませんので、利用に際しては、各自の責任で行ってください。
★ChatGPTのプロンプト例を活用して参考資料を作成することができる項目
※人が考えるべき、人しか考えられない項目
(1)現在の事業を整理する
★事業の構造を「ビジネスモデルキャンバス」で整理する。 https://www.dohke.net/?p=705
★マーケティング活動の構造を「4P分析」で整理する。 https://www.dohke.net/?p=710
★顧客の行動を「マーケティングファネル」で整理する。 https://www.dohke.net/?p=720
★事業の流れを「バリューチェーン分析」で整理する。 https://www.dohke.net/?p=734
(2)市場の動向を整理する
★競争状態の構造を「5Force分析」で整理する。 https://www.dohke.net/?p=687
★自社/競合/市場の構造を「3C分析」で整理する。 https://www.dohke.net/?p=689
★今後の市場/業界の予測を「未来予測」で整理する。 https://www.dohke.net/?p=696
★市場の規模を「市場規模の推定」で推定する。 https://www.dohke.net/?p=728
(3)競合の動向を整理する。
★競合他社の事業の構造を「ビジネスモデルキャンバス」で整理する。 https://www.dohke.net/?p=705
★競合他社のマーケティング活動の構造を「4P分析」で整理する。 https://www.dohke.net/?p=710
(4)強み(弱み)と機会(脅威)から、方向性を考える。
※[自社の強み・弱み]と{市場の機会(追い風)・脅威(向かい風)}を整理して、今後の事業の展開方向性を検討する。
(5)今後の具体的な活動の内容を検討する。
★市場と製品・サービスの組合せで展開を「アンゾフの成長マトリックス」で検討する。 https://www.dohke.net/?p=691
(6)具体的なアイデアを検討する。
★自由奔放に「ブレーンストーミング」でアイデアを出す。 https://www.dohke.net/?p=723
★強制発想法として「オズボーンのチェックリスト」でアイデアを出す。 https://www.dohke.net/?p=725
(7)すべてを計画にまとめる。
※事業計画(経営計画)を作成する。